黙るとは?

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[ 65] Je vous en prie - 開いた脚、押黙る胸
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/arisia/20061222

私の感想に、ittuanさんから誠実で真面目な回答をいただいた。ありがとう。ittuanさんに、私がした男性についての解釈は概ね作者として納得していただいたようだが、女性についての解釈は合っていないと思うということである。
2006年12月21日 jituzon ネタ, gender, sexuality, ある意味すごい 笑った。sexについて真面目に考えすぎ! "男性の女性に対しての愛が深ければsexが丁寧になるとか上手くなると言うのも幻想にすぎない" 逆もまた真ですからそこんとこよろしく。ていうか、これに続く文章おかしすぎ。
2006年12月21日 Marco11 なんだこのエントリはw。Mにもほどがあるだろいっつあんw。姉さんいじめ続けてやってつかあさい
Marco11(id:Marco11)さん、あくの強いキャラが立った方で最近注目しています。あらん、私、神の子ですから、愛することはあってもいじめたりだなんて、いたしませんて。
ということで、まさかこんなに丁寧にエントリまで立ててご回答いただけると思っていなかったittuanさんにお礼の気持ちを込めて、書きます。
どんなに作家が思いを込めて書いた作品であっても、いったん作家の手を離れてしまったら、その作品は一人歩きを始めるものである。渾身の一作であれ駄作であれ何であれ、文章とはそういうものだと思う。
ただ女性についての解釈は合っていないと思う。私は女性を描くのが苦手であるし、だからこそ女性を書くことに挑戦してみたりもするわけだが、 arisiaさんのコメントを実際的な観点から否定できる。
作者である ittuanさんを目の前にして申し訳ないが、ittuanさんは純粋に読者感覚で読めないようだ。ご自分の作品を第三者となって解釈できないみたいである。いえ、セックスブロガーnoon75(id:noon75)のお墨付きをもらっているittuanさんです。私も偉そうに言いますが、彼に読解力がないとは言いませんし、夏に私がブックマーカーとして2ヶ月遊んでいた時からそれは認めています。ええ、認めているのですが、「愛のあるsex」についての女性の解釈にはダメ出しをさせていただくわ。
女性がどういうときに濡れるのかと考えれば、arisiaさんの解釈の単純さというものを知ることができよう。まず、愛戯が上手ければ濡れる。これは言うまでもない。
ただsexが上手くなければ濡れないのかといえばそうでもない。例えばsexが下手くそであっても男と見れば濡れる女もいる。sexなどではなくその男の生き様に濡れる女もいよう。逆に性感帯をこすっていれば濡れる女もいる。
ittuanさん、あなた、女を知らないです。なんか、濡れるのがどうこうと大真面目に説明していますが、女性は性的に興奮しなくても普段から少しは濡れているものですって。乾ききっていたら日常生活困るじゃないですか。歩くのだって困る。
私が書いた「受け入れる」という言葉をどう解釈しているのでしょうか。私が書いたのは、人格を受け入れると言う意味です。それと、ここで、濡れると、紅潮と、受け入れる、のittuanさんと私の認識の差異があります、たぶん。おそらく、細かくつき合わせていったら、随分違うんだろう。と推測されるため、めんどうそうなのでその説明は省略して、次へ。
従ってこの女性にこれほどの高評価を与えられるかは考えものである。男に愛がないのは確かにせよ、女の愛はこの文章では確かめられない。
コレコレittuanさん、バカを言われては困りますわよ。確かめられますって。作者として書いた思い込みを取っ払ってくださいましってば。愛もなく下手な20点男と肉体関係を持つことが、愛でなくて何なのだろうか。これ以上の愛があるのだろうか。私はイヤですよ、この20点男。どんなにお金を積まれても。
詩の最初に、「少し痩せたと聞く俺に」とある。ここから、ふらっと訪ねてきては何度かsexしていることが伺える。この女性でなかったら、愛もなくセックスのみの関係ということであれば20点男は一度で棄てられますって。女なら二度としたくないのではないでしょうか。
で、二節目、いきなり押し倒されて、唐突に身体の中心へ。一般的にオーガズムに導く方法のひとつに女が来てと感じるまで中心へ行ってはいけないという法則があり、そこまで離れた部位から中心へ向かうようにする努力もせず、いきなりです。これでマイナス43点な訳ですが、sexのクライマックス値を左右するプロセスであるのでお楽しみの約半分を失ってしまうことになるわけで、その手をパチンと叩かない女である。(注:arisiaがパチンと叩く女と誤解しないように)払いのけずされるがまま。これも愛なのだ。
で、三節目、「今日の晩ご飯について聞く」で20点男は彼女のうちを訪ねてきて身体のみならず、ご飯もご馳走になろうとしているのだ。彼女は、食事の用意もしている様子だ。突然20点男が訪ねてきたとき、いつも食べさせてあげているのだろう。これもきっと愛。
前回のエントリにも書きましたし、ittuanさんもおっしゃているように、無神経なことばを進行中に発言しているのだが、女は20点男の人間の本質をすべて見抜いているのだ。男が良いところを見せ、高度なテクニックを駆使したとしても、「地」は見え透くものである。女が黙っているのも、愛なのだ。男に愛がないのを知って黙っているのも、愛なのだ。余計なことを言ったら、傷ついてしまうのを解っているからだ。
20点とテクニックに点数を私はつけてしまったが、この女にとってテクニックなどそれほど意味のないことなのだろう。彼女が見定めた彼以外の者に彼がなったとしても、それほど嬉しがることもないかもしれない。彼女は、20点男が好きなのだ。よくあるでしょ、他人が見たら、なんで?そんな?と思うような欠点を、身内感覚だと良くってたまらなく可愛いってことが。いびつな彼をいびつなまま受容しているのだと思う。だから、これも、愛。きっと愛なんだろうと、私は解釈するのである。女は、愛のない男を明日もがんばれるように支えているようであるが、実は女もそのことで多くの恵みをもらっているのだろう。
というように、作者の意図から外れてしまっているかもしれないが、所詮作者は作者、読者ではないし、また意図したところでその意図を全て書き表現できているかと言うとそうでもないはずである。また、全て書くことが必ずしも良いわけではない。書くことをしたことがある人なら、わかるだろう。最初にイメージして書き始めて、別のものが出来上がっていることもざらなのである。
私の解釈は、文章を越え大幅に想像力働かせ過ぎでしょうか。でもそれも、読者の醍醐味なのだ。詩の件に関してはこれで終わりにしておきますね。

 

 

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